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SMTPサーバ(Postfix)の構築
投稿者: Master 掲載日: 2005-12-2 (3125 回閲覧)
今回利用している仮想専用サーバには、SendmailとPostfixがインストールされていました。PostfixはSendmailとの互換性があり、スパムメールの温床にもなりにくく、高速なのでマシン負荷が少ないと言われています。また、設定が比較的容易なことことから、電子メールを送信するSMTPサーバはPostfixで構築することにします

● sendmailをPostfixに切り替える
デフォルトではsendmailを使う設定になっているので、SSHでサーバに接続してMTAプログラムを切り替えます。
[root@e-class ~]# system-switch-mail

以下のような画面に切り替わります。Sendmailが選択されているので、カーソルキー(↓)を使ってPostfixを選択し、returnキーを押してOKします。「MTA設定の更新は成功しました」というメッセージが表示されたら、再度returnキーを押してOKします。



● Postfixの設定
main.cfファイルを編集してPostfixの設定を行っていきます。
[root@e-class ~]# vi /etc/postfix/main.cf ← main.cfファイルを開く

利用開始時に設定したホスト名を設定します。
myhostname = e-class.jp ← 行頭の#を削除しホスト名を設定(68行目あたり)

使用するドメイン名を設定します。
mydomain = e-class.jp ← 行頭の#を削除しドメイン名を設定(76行目あたり)

メールを受け取るネットワークインターフェースを設定します。
inet_interfaces = all  ← 行頭の#を削除(105行目あたり)
#inet_interfaces = $myhostname
#inet_interfaces = $myhostname, localhost
#inet_interfaces = localhost ← #を追加

Postfixがローカルにおけるメール転送の対応関係を参照する、aliasesファイルの場所を指定します。エンコード方法は標準でhashです。
alias_maps = hash:/etc/aliases ← 行頭の#を削除(378行目あたり)
alias_database = hash:/etc/aliases ← 行頭の#を削除(389行目あたり)

メールデータの格納形式を変更します。 Mailbox形式は、複数のメールを1つのファイルとして保存します。メールの件数や容量の事を考えると、メール1通につき1ファイルで保存するMaildir形式にしたほうが、管理しやすく負荷が軽いのではないかと思います。
home_mailbox = Maildir/ ← 行頭の#を削除(408行目あたり)

● SMTP-Authを有効にする
SMTP-Authとは、メール送信時にユーザ名とパスワードで認証を行なう機能です。迷惑メールなどの不正中継に使われないように、main.cfファイルの終わりに以下の3行を追記してSMTPにユーザ認証機能を設定します。
smtpd_sasl_auth_enable = yes
broken_sasl_auth_clients = yes
smtpd_recipient_restrictions = permit_sasl_authenticated, reject_unauth_destination

他の設定は、この設定で問題なく動作すること確認してから1つずつ変更することにします。編集が済んだらファイルを保存してviを終了します。

● PostfixとSMTP-Authの起動
[root@e-class ~]# /sbin/service postfix start ← Postfixを起動
Starting postfix:                                          [  OK  ]
[root@e-class ~]# /sbin/service saslauthd start ← SMTP-Authを起動
saslauthd を起動中:                                            [  OK  ]

● PostfixとSMTP-Authの起動自動起動の設定
MTAの切り替えをsystem-switch-mailコマンドで行った場合は、OSを再起動したときにPostfixも自動起動するよう設定されます。SMTP-Authは自動起動しないので、自動的に起動するよう設定しなければなりません。仮想専用サーバということで、専用ツールからchkconfigの設定が行えますが、ターミナルから設定するには以下のコマンドを実行します。
[root@e-class ~]#[color=ff5300] /sbin/chkconfig --level 3 saslauthd on

● 不正中継メールテスト
http://www.abuse.net/relay.html にアクセスして、「Address to test: 」の欄にテストするサーバのIPアドレスを入力します。「Test for relay」ボタンをクリックすると17種類のテストが開始され、最後に「All tests performed, no relays accepted」と表示されればOKです。

● Sendmailのアンインストール
Sendmailを削除してもCGIなどで使うsendmailコマンドは使用できます。そのため利用しないSendmailはアンインストールすることにしました。
[root@e-class ~]# yum -y remove sendmail
Setting up Remove Process
Resolving Dependencies
--> Populating transaction set with selected packages. Please wait.
---> Package sendmail.i386 0:8.13.1-2 set to be erased
--> Running transaction check

Dependencies Resolved
Transaction Listing:
  Remove: sendmail.i386 0:8.13.1-2
Total download size: 0 
Downloading Packages:
Running Transaction Test
Finished Transaction Test
Transaction Test Succeeded
Running Transaction
Erasing: sendmail 1/1

Removed: sendmail.i386 0:8.13.1-2
Complete!

sendmailパスを確認します。
[root@e-class ~]# which sendmail
/usr/sbin/sendmail
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