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DNSサーバ(BIND)の構築
投稿者: Master 掲載日: 2005-12-5 (4508 回閲覧)
現在構築中のサーバにはドメイン名が設定されていないので、ネームサーバを構築してドメイン名でアクセスできるようにします。今回利用している仮想専用サーバでは、ホスト名を設定すると逆引きは自動で設定されます。また、セカンダリネームサーバはサービス提供会社が引き受けてくれるため、プライマリネームサーバを構築するだけで済みます。ただし今回は現在公開しているWebサイトを移転するので、サーバへのアクセスが切り替わる際、メールの取りこぼしなどがないよう慎重に手順を踏まなければなりません。

● DNSサーバの変更申請
ドメインを取得したレジストラにDNSサーバの変更を申請します。
ネームサーバ1:ns.example.jp  ← 今回構築するネームサーバ
IPアドレス1:123.456.789.10  ← 構築中サーバのIPアドレス
ネームサーバ2:ns.somewhere.ad.jp  ← サービス提供会社が指示したセカンダリネームサーバ
IPアドレス2:222.222.222.22  ← セカンダリネームサーバのIPアドレス

● 設定ファイルにゾーンを追加
今回利用している仮想専用サーバの仕様上、Fedora Core 3標準のBINDは動作しないため、コンパイルされたものがインストールされていました。named.confファイルの編集も通常より少なくて済むようです。
[root@example ~]# vi /etc/named.conf ← ファイルを開く

以下の内容をファイルの終わりに追記し、保存してviを終了します。ドメイン名は今回設定するものを指定します(青で記した箇所)。
zone "example.jp" IN {
      type master;
      file "example.jp";
      allow-update { none; };
      allow-transfer {222.222.222.22/33; }; ← サービス提供会社が指示したIPアドレス
};

● ゾーンデータベースの作成
現在構築中のサーバに設定するドメイン名のファイルを新規作成し、正引きゾーンを作成します。今回は移転なので、Aレコードには現在公開しているサーバのIPアドレスを設定します。こうすることで、レジストリの変更後に現在構築中のサーバが参照されるようになっても、アクセスは現在公開しているサーバへ向かいます。
[root@example ~]# vi /var/named/example.jp ← ドメイン名のファイルを新規作成

ネームサーバ名(青で記した箇所)は、レジストラに登録したとものと必ず一致させます。
$TTL  86400
@       IN SOA ns.example.jp.     root (
                      20051118  ; serial
                      3H        ; refresh
                      15M       ; retry
                      1W        ; expiry
                      1D )      ; minimum   

        IN NS         ns.example.jp.  ← 今回構築するプライマリネームサーバ
        IN NS         ns.somewhere.ad.jp. ← 今回利用するセカンダリネームサーバ
        IN MX 10      @

        IN A      321.321.321.0 ← 現行サーバのIPアドレス
ns      IN A      321.321.321.0 ← 同上
www     IN A      321.321.321.0 ← 同上

● ネームサーバの制御
ネームサーバの制御にrndcを使います。ここではserviceコマンドでBINDを停止できるように、default-serverの部分だけ書き換えます。
[root@example ~]# vi /etc/rndc.conf ← ファイルを開く

options {
        default-server  123.456.789.10; ← 構築中サーバのIPアドレス
        default-key     "rndckey";
};

● BINDの起動
[root@example ~]# /sbin/service named start
named を起動中:                                           [  OK  ]

● BINDの自動起動設定
[root@example ~]# /sbin/chkconfig --level 3 named on

● セカンダリの申請
DNSサーバの変更申請から数日経ち、レジストラから設定完了のメールが届きました。セカンダリネームサーバはサービス提供会社が引き受けてくれるので、仮想専用サーバの専用ツールから申し込みます。

● 構築したサーバで運用開始
セカンダリ設定が完了したら、AレコードのIPアドレスを今回構築したサーバのIPアドレスに変更します。するとドメインのでのアクセスが今回構築したサーバに向くようになります。しかしその前に、XOOPSが使えるようにMySQLサーバを構築し、データベースやWebコンテンツの引っ越しを行います。
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