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束ねれば…本!〜かなりアバウトな製本の巻〜
投稿者: Morimo 掲載日: 2007-11-30 (4893 回閲覧)
ファイリングするだけの製本キットも市販されていますが、自分で製本すれば、オリジナリティのある一冊が出来上がります。
ここでは、一番簡単で特別な道具を使わない特別な技術もいらないmorimo流の製本方法を紹介します。

  • 特徴
    ・一般的に市販されているOA用紙を使います。
    ・ノドは完全に開くことはできません。
    ・両面印刷で2ページ分を作るから、面付けや折りは不要です。
    ・三方断ちも不要です。
    ・厚い本には向いていません。せいぜい2〜3mmが限度。普通のコピー紙で20枚ほどです。
    ・身近な材料と道具しか使いません。


ここではA4縦長の本を作ってみます。使用する紙はすべて縦目(T目)です。
※横長の本を作る場合は、すべて横目(T目)の紙を使います。ロール紙ならば、通常は横目です。

  • 必要なもの
    ・本文用紙
    ・本文用紙と同じサイズの見返し用紙 4枚
    (本文と違う色や柄の用紙だとアクセントになります。2枚でも無くてもかまいません。)
    ・表紙、裏表紙、背表紙(本文と同じサイズで、少し厚口のもの)
    ・クリップ(紙をしっかり挟めるタイプのもの)
    ・スティック糊(強力接着タイプが良い)
    ・木工用ボンド
    ・糊ひき紙(古新聞やチラシなど。糊を塗る時に使います)
    ・定規
    ・カッター
    ・重し

●準備
  1. 本文、表紙、裏表紙を作成して出力します。ノドの部分の開きがあまり良くない構造なので、本文はノドアキを考慮したデザインにしてください。

  2. 1と見返しを重ねて、背表紙の寸法を測ります。

  3. 背表紙を作成します。平の出と背表紙を作図してデザインを作ります。背表紙に文字やデザインが不要な場合は、この工程は不要です。ここでは平の出は10mmにしました。
    天地に余裕が無くトンボはつけられないので、内側の天地にほんの少しだけ印をつけます。背と平の出の境界がハッキリしているデザインならば、この印は不要でしょう。


●中本の作成

  1. 見返し用紙2枚は表紙側、もう2枚は裏表紙側に重ねて、見返しで本文をはさんで束ねます。

  2. 前小口が上になるように持ち、机にトントンと落としてきっちり揃え、前小口をクリップを止めます。

  3. 前小口を自分のお腹へ向けて、糊ひき紙の上に本文用紙を置きます。

  4. 本文用紙のノド(背)側を一枚だけ残して持ち上げ、残した一枚に10mm幅で糊を塗ります。直径20mmのスティック糊でしたら、半分は新聞紙にはみ出すように塗りましょう。

  5. 糊が塗れたら、次のページを落として同様に塗ります。

  6. 手順5の要領で、下から準にページを落として全ページを糊付します。
    ※本文のページが多くてきちんと揃えるのが難しい場合は、半分づつに分ければ作業しやすいです。

  7. 広辞苑などで重しします。

●表紙の作成〜なんちゃって平の出タイプの表紙〜
平の出がつくタイプの製本です。デザインによってはノートに見えてしまうかも知れません。

  1. クリップをはずします。

  2. 見返しの下に糊ひき紙を置き、前小口に10mmくらいの幅でスティック糊を塗り、表紙(または裏表紙)を貼ります。角と角がぴったりと合うように慎重に作業してください。
     次にノド(背)側に糊をつけて貼ります。

  3. 同様にして、裏表紙(または表紙)も貼ります。

  4. 中本の背を木工用ボンドで塗ります。チラシなどをたたんで、背についた糊をならします。

  5. 背表紙を作ります。小口側はカッターで切り、背表紙と平の出の境界部分に折りを入れます。

  6. 背表紙の裏全面にスティック糊で糊をつけます。スプレー糊がある場合は、スプレー糊が便利です。

  7. 中本と背表紙を貼りあわせます。中本の背と背表紙の背をきっちりと合わせ、次に平の出を貼るのが、きれいに貼るコツです。

  8. 表紙と背表紙が汚れないように、紙ではさんで重しを乗せます。

  9. 一晩くらい置いて、完全に糊が乾いたら完成です。
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