GIの幅を広げる光の演出
今回はこれまでGIを使用してレンダリングを行ってきたものに+αとして光の演出を行ってみたいと思う。
まなぶlog
今回はこれまでGIを使用してレンダリングを行ってきたものに+αとして光の演出を行ってみたいと思う。
これまでGIを使用する上で様々な光源を取り上げてきたが、今回はオブジェクト自身を光源として取り扱う設定を説明する。
前回はテクスチャー空の素材が持つ色がレンダリング結果にあまり好ましくない影響を及ぼす例と、その簡単な解消法を説明したが、ここでは色の影響が好ましい例をあげる。
図1は前回までに説明した室内光やデイライトシステムを一切使用せず、光源としてテクスチャー空のみを使用したレンダリング結果である。
第六回:デイライトシステムを使った内観のレンダリング編Part2として、今回は前回の後半で少し触れた露出制御の方法やパラメータの話を交え、「リファイン」と「リギャザー」を使用してのレンダリング結果の違いを見てみたいと思う。
第五回:これまでは室内照明のみを使用しての建物の内観をレンダリングしてきたが、今回は太陽光を想定した昼景での内観表現を行ってみる。
第四回:前回はVIZに実装されているパラメータによって空間に生じる不自然な陰影を緩和する方法をお話したが、ここではパラメータ等とは違う根本的な方法(ラジオシティレンダラー全般に通用する手法)で陰影の不自然さを緩和させようと思う。
第三回:第二回で問題となった陰影のノイズを解消するためには、細かいノウハウの話まで含めると幾つかの手法は存在するが、ここではVIZの持つパラメータを使用してノイズの解消を図りたいと思う。
第二回以降では、実際の建築物に近いインテリアのサンプルモデルでラジオシティを実践してみようと思う。
第一回:筆者は建築CGパースの制作を主な生業としているが、数年前から適応出来る物件ではラジオシティ法を実装したレンダラーを使用している。